米国・雇用統計とは?

更新日 2018年6月28日

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米・雇用統計とは?

米・雇用統計とは、アメリカの雇用に関する10数項目の経済指標をまとめた総称で毎月第1金曜日の21:30に発表されます。

特に「米・非農業部門雇用者数」と「米・失業率」の2つの経済指標は注目されます。

【参考】非農業部門雇用者数とは?

米国の非農業部門に属する雇用者数の合計で発表は各事業所の給与支払い帳簿を基に労働省がとりまとめて発表する経済指標。

なぜFX取引では米雇用統計が重要になるの?

理由1:今後の世界経済を影響を与える

雇用の状況は経済に大きな影響を与えます。雇用が安定しないと消費をされる景気低迷に繋がるからです。

もし世界の経済大国であるアメリカの景気が悪くなると世界中の企業や国にも悪影響が出ます。景気の動向を探る意味で米雇用統計が重要となるのです。

理由2:アメリカ政府・中央銀行の金融政策に影響を与える

どの国でもそうですが、国の景気が悪くなると景気回復のための金融政策を実行します。「政策金利を上げる」「お金を供給を増やす」「公共事業を行う」はいづれも金融政策の例です。

アメリカで何かしらの金融政策を行うことは当然、米ドルにも影響が出てきます。基軸通貨のドルに影響がでると日本円を初め各国の通貨に影響がでる、、と言う事です。
※参考:

理由3:トレンド転換のトリガーとしての位置づけ

雇用統計はFOMCとあわせて「FXの2大イベント」と言われており、そのため特に経済指標の結果が良くても悪くてもこれまでのトレンドが転換するタイミングになる可能性があります。

多くのFXトレーダーにとってそれだけ重要なイベントになるため、結果として次のトレンドを決める要因になるのです。

具体的にFXにどんな影響が出るのか

一例として 2015年8月の経済状況 を例に雇用統計の結果でドル円が上がるのか下がるのかを予想します。

通常、雇用の結果が良かった場合は「景気が良くなる」と判断され株高・ドル高となります。

ただし、先ほど背景をご説明した通り現在の状況で良い経済指標結果が出てくると利上げ観測の思惑が台頭し株安・ドル高に繋がる可能性があります。

上記2つの状況ではどちらも「ドル高」の方向性になっていますが、ではドル円は「米ドル」と「日本円」の強さの強弱に関係します。利上げ思惑ではドル高にはなりますが、同時に米国株下落を意識してリスクオフ、つまり円高も強まる可能性もありますので注意が必要です。

  • □ 著者: 瓜生勝

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