FXの手数料とスプレッドの関係
更新日 2020年12月10日
このページの概要
- ● FXの実質的な手数料はスプレッド
- ● スプレッドが狭い ≒ 手数料が安い
詳しく解説
FX口座のほとんどは、取引手数料がかかりません。ただ、FX取扱い業者も慈善事業でサービスを提供しているわけではありません。
「名目上の取引手数料がない」だけで、FXトレーダーは取引するごとに手数料をFX業者に支払っているのです。取引手数料はスプレッドに組み込まれていると考えられます。
スプレッドの仕組み
FX取引におけるスプレッドとは何でしょうか?
スプレッドとは、通貨の売値と買値の差のことです。FX口座の取引画面を見ると、各通貨ペアのレートがずらりと並んでいると思いますが、通貨ペアごと二つのレートが表示されていることにお気づきになると思います。例えば、EUR/JPY通貨ですと・・・
【128.671】 0.9 【128.680】
このように二つのレートが並んでいますが、左側が売値、右側が買値となります。真ん中の数字‘0.9’が表しているように、売値と買値には0.9銭の差があるのですが、この差をスプレッドと言います。
なぜスプレッドが設けられているのでしょうか?
それは、スプレッドがFX業者に支払う取引手数料だからです。
仮に、EUR/JPY通貨ペアを1万通貨、上のレートの時に買ったとしましょう。スプレッドは0.9銭で、1万通貨買ったわけですから、0.9銭×1万=90円が取引手数料となります。同じ条件で取引した時に、スプレッドが0.7銭なら取引手数料は70円です。
参考:スプレッド0.3銭とはどう言う意味ですか?
以上のように、実質上の取引手数料となるスプレッドは狭い方がお得なこと、お分かりいただけると思います。それと同時に、名目上の取引手数料は0円でも、スプレッドという形で取引手数料がFX業者に支払うこの仕組みもご理解いただけたことでしょう。
スプレッドがお得なFX会社は?
そうなると、これからFX口座を開設するにあたり、なるべくスプレッドが狭いFX会社で口座開設したいと考えるのは当然のことです。スプレッドはFX業者によって微妙な差がありますから、しっかりと比較し口座開設するのが賢明ですね。
参考:スプレッド・手数料の比較一覧
現在、米ドル円(USD/JPY)のスプレッドが一番狭いFX業者は、SBIFXトレードでスプレッド無料(1,000通貨時)、続いて外為どっとコムが0.1銭(※注_z1,b1)、インヴァスト証券が提供している0.3銭となっています。(2020年12月8日時点のスプレッドです)
※参考:米ドル円の取引でおすすめのFX会社
※参考:「スプレッド・手数料」のおすすめFX会社ランキング
この記事を書いた人(著者)
瓜生 勝(うりう まさる)
【 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 】
■ みんなの株式 ネット証券比較プロデューサー
- 20代で「投資で飯を食べていこう!」と決断し同社に転職。「(自分のためにも)勝てる情報・勝てるツール・勝てるサービス」を探し、日々ネット証券やFX会社のサービスを調査。投資全般のマニアックな分析が好きなオタク系トレーダー。
(個人的にいま好きな会社)
みんなのFX:「サービスレベルで他社に負けない!」と言う気持ちがビシビシ伝わって来ます(^O^)
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