リピート系FX注文とは?|リピート系FXを比較

更新日 2019年9月20日

「リピート系FX注文とは?」の画像

レートをチェックし、チャートでテクニカルを見て、ニュースでファンダメンタルを知るFXの基本的な取引手法は時間に拘束されるデメリットが常につきまといます

取引に没頭するあまり日々の生活を疎かにしてしまっては元も子もありません。
そんな問題を解決する取引手法が最近人気のFXの特殊注文『リピート系FX』です。

どう言った取引手法なのか、具体的な利用シーンなども含めて解説します!

リピート系FXとは?

リピート系FXとは、「買いor売り」や「決済(利食・損切)の値幅」などをあらかじめ設定して、その条件で売買を繰り返す特殊注文のことで、一定の売買ルールに基づき自動売買する意味では広義のシステムトレード(シストレ)に当てはまります。

などの裁量トレードと比べて、一度設定しておくだけで放置できるため、時間の効率化を図ることができます。また自動で売買するため、心理的な負担も軽減できると言うメリットもあります。

リピート系FX注文の種類

代表的なリピート系FX注文としては以下のサービスがあります。

リピート系FX注文は基本的にはレンジ相場(揉み合いトレンド)で力を発揮する取引手法になりますが、上昇/下落トレンドにも対応したタイプもでています。

リピート系FXと裁量トレードとの違い

次にリピート系FX注文と裁量トレードとの違いについて表で見比べてみます。

リピート系FXと裁量トレードとの違い
項目 リピート系FX 裁量トレード

※通常のFX取引

ファンダメンタルズの知識 ×
不要

必要
テクニカルの知識 ×
不要

必要
取引コスト
やや高い

安い
手軽さ
(時間の拘束)

基本放置でOK

投資スタイルによる
急な相場変動に対する対応性 ×
悪い

状況に応じて対応できる

※作成担当者:瓜生 勝(著者)

上記のようにリピート系FXは為替相場に対する知識が少なくても本格的な自動売買を始めることができる利点がある一方、相場の急変に対する対応には不向きな点があります。

リピート系FXの具体的な使い方

ここからは具体的な使い方について解説します。まずリピート系FXが向く相場と向かない相場をそれぞれ説明します。

リピート系FX注文が向く相場の例

リピート系FX注文向きな相場の例
※リピート系FX注文向きな相場の例

リピート系FX注文はある一定のレンジ内で価格が上下する揉み合い状態、つまりレンジ相場で最も効果を発揮します

上図はのあるときの15分足チャートですが、もし「6.98円で買い、7.01円で売り」のリピート系FX注文を設定しておくとこの時間内に計5回利益を得ることができます。※上図の矢印箇所

FXの世界では平穏時や指標発表前などレートが上にも下にも動けないレンジ相場が全体の7割とも言われています。

そういった相場展開でなどの裁量トレードでは取引画面を睨みながらトレードする必要がありますが、リピート系FX注文を設定しておくことで、自動的に繰り返し利益を得ることが可能となるのです。

リピート系FX注文が向かない相場の例

リピート系FX注文が向かない相場の例
※リピート系FX注文が向かない相場の例

リピート系FX注文が向かない状況は”一方的に”価格が上昇または下落する相場状態です。上図の黄色枠はまさにその状態、こういった一方的な展開でポジションを持ったままにすると大きな損失を被る可能性がありますので、想定レンジを越えた時点で速やかに損切りしなくてはいけません。
※参考:

ちなみに同じ上昇相場でも価格が上下しながら徐々に切り上げていくような相場展開であれば、そのトレンドに合わせてレンジを自動変動してくれるようなリピート系FX注文もあります。

レンジ相場で利益を上げるリピート系FX自動売買では通貨ペアの選び方もポイントになってきます。

今回は3つの視点からリピート系FX自動売買にオススメの通貨ペアをご紹介したいと思います。いずれもメリットもデメリットもありますので合わせて解説します。

安定性で選ぶなら相関関係が高い通貨ペア

リピート系自動売買で最も避けたいのはロスカットになること、取引回数が少なくても安定性を求めるのであれば「相関関係が高い通貨ペアの組み合わせ」を選ぶことをおすすめします。

相関性が高い通貨の例:AUD/NZD

クロス円の相関図
※クロス円の相関図(by 松井証券)

上はクロス円の相関図で1に近ければ近いほど相関性が高い通貨ペアであるということになります。

その中で最も相関性が高いのが、同じオセアニア通貨の豪ドル/円(AUD/JPY)とNZドル/円(NZD/JPY)の組み合わせです。経済的にも歴史的にも繋がりが深い両国は通貨の相関性が高い結果にもなるのです。

上記のように考えると豪ドル、NZドルを組み合わせた豪ドル/NZドル(AUD/NZD)であれば比較的 安定してリピート系FX自動売買ができると想定されます。

豪ドル/NZドルでリピート系FXができる業者

特にインヴァスト証券のトライオートFXには「」と言う豪ドル/NZドルのリピート系自動売買ロジックが標準実装されているため、それを稼働させるだけで簡単に豪ドル/NZドルのリピート注文が可能になるためオススメです。

取引回数で選ぶならボラティリティが高い通貨ペア

先程の「」とは真逆の考え方になりますが、取引回数が多い通貨ペアを選ぶなら「ボラティリティが高い通貨ペア」がオススメです。

基本的にボラティリティが高い通貨ペアはレートが上下に動きやすいため、初心者の裁量トレードには向きませんが、自動売買にとってはエントリーポイント(注文を入れるポイント)が増え、取引回数を増やすことができると言うメリットがあります。

ボラティリティが高い通貨ペアの例:GBP/JPY

ボラティリティ表(2019年4月~8月末)
※19'4月~8月末のボラティリティ表(by )

」でも説明したとおり、ボラティリティが高い通貨の代表は英国ポンドになります。

その中でも日本人にも馴染みのある英ポンド/円(GBP/JPY)がオススメです。
ただボラティリティが高い点に注意が必要なことは裁量トレードと一緒です。余裕をもった資金管理などリスク回避は入念に行って下さい。

英ポンド/円でリピート系FXができる業者

ボラティリティの英ポンド/円の売買戦略を構築する上で(iサイクル2注文/サイクル2注文)の「マトリクス方式」や「ボラティリティ方式」などの高度な分析ツールが力を発揮します。

副収入で選ぶならスワップが高い通貨ペア

リピート系自動売買は為替差益を主目的として売買する方法ですが、スワップポイントでの副収入も見込むことは可能です。
※参考:

その際はやはりスワップポイントの高いFX会社を選ぶとお得です。
当サイトので1位のみんなのシストレ(みんなのFX)ではのリピート注文が可能です。

為替差益と高金利通貨のスワップポイントを両取りできるのは魅力的ですね。

リピート系FX注文のサービスを比較

最後にリピート系FX注文を提供しているサービスについてFX会社ごとに比較をしてみたいと思います。

リピート系FX注文:比較一覧表(簡易版)

リピート系FX注文比較一覧表(簡易版)
サービス/

注文名称

業者名 手数料/スプレッド
※米ドル円, 1万通貨時
最低
取引単位
通貨ペア
取扱数
トラリピ マネースクエアジャパン 確認中
(手数料:無料)
(スプレッド:確認中)
1,000
通貨単位
12
通貨ペア
iサイクル2注文、
サイクル2注文
300円
(手数料:200円/新規注文)
(スプレッド:100円)
1,000
通貨単位
26
通貨ペア
トライオートFX 430円
(手数料:400円/往復)
(スプレッド:30円)
1,000
通貨単位
17
通貨ペア
トラッキングトレード 430円
(手数料:400円/往復)
(スプレッド:30円)
1,000
通貨単位
24
通貨ペア
リピート注文 変動制
(手数料:無料)
(スプレッド:変動制)
1,000
通貨単位
23
通貨ペア

※調査日:2019年9月6日

※調査担当者:瓜生 勝(著者)

※調査方法:各社のHPより調査

続いてFX会社別に詳細比較を行います。

トラリピ (マネースクエアジャパン)

マネースクエアジャパンの「トラリピ」
FX会社の名称
マネースクエアジャパン

マネースクエアジャパン

サービス名
トラリピ (トラップ・リピート・イフダン)
利用料 取引単位 通貨ペア数
無料 1,000通貨 12通貨ペア
スプレッド
確認中

リピート系FX注文の先駆けがマネースクウェアジャパンの「トラリピ(トラップ・リピート・イフダン)」です。

トラリピ:2つのポイント
※トラリピ:2つのポイント

以前は手数料が掛かっていましたが、現在では無料で利用することができますが、スプレッドは他社と比べるとやや高め。

自社アナリストによる高度なマーケットコラムや動画コンテンツなども充実しているため勉強になりますし、「トラリピ1クリック」や「トラリピ運用試算表」など長い歴史で培ったサービスも評価できます。

iサイクル2注文、サイクル2注文 (外為オンライン)

外為オンラインの「iサイクル2注文、サイクル2注文」
FX会社の名称
サービス名
iサイクル2注文、サイクル2注文
利用料 取引単位 通貨ペア数
新規注文時200円 1,000通貨 26通貨ペア
メイン通貨ペアのスプレッド
※原則固定、例外あり
米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円
1.0銭 2.0銭 3.0銭
豪ドル/円 NZドル/円 南アフリカランド/円
3.0銭 6.0銭 15.0銭
ユーロ/米ドル トルコリラ/円 メキシコペソ/円
1.0pips 6.0銭 6.0銭

当サイトので2位になるなど、情報力の高さに定評のあるで取り扱っているリピート系FX注文が「サイクル2注文、iサイクル2注文」の2つ。

サイクル2注文の例
※サイクル2注文の例

サイクル2注文」はレンジ相場に対して力を発揮する注文で、設定した変動幅内で取引を繰り返す注文になります。

iサイクル2注文の例
※iサイクル2注文の例

一方、「iサイクル2注文」は上昇または下降トレンド時に効果がでる注文で、トレンドを追いかけながら設定した変動幅内で取引を繰り返すことができる注文です。

マトリクス方式(iサイクル2注文)
※マトリクス方式(iサイクル2注文)

外為オンラインのリピート系FX注文の特徴としては上図のような高度な情報ツールと連動させて注文ができる点です。

ランキング方式マトリクス方式ボラティリティ方式を駆使することで取引を優位に行うことができ、利益or損失見込みなどの計画も立てやすくなります。

トライオートFX (インヴァスト証券)

インヴァスト証券の「トライオートFX」
FX会社の名称
サービス名
トライオートFX
利用料 取引単位 通貨ペア数
片道200円 1,000通貨 17通貨ペア
メイン通貨ペアのスプレッド
※原則固定、例外あり
米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円
0.3銭 0.5銭 1.0銭
豪ドル/円 NZドル/円 南アフリカランド/円
0.6銭 1.7銭 1.8銭
ユーロ/米ドル トルコリラ/円 メキシコペソ/円
0.3pips 5.5銭 6.0銭

※注:のスプレッドは原則固定の対象外です。

はレンジ内の自動売買に特化したリピート系FX注文です。「新規注文・決済注文・カウンター注文・フォロー注文」を指定して新規注文と決済注文を繰り返す自動売買が基本となります。

トライオートFXのイメージ
※トライオートFXのイメージ

トライオートFXは自動売買注文を1本ずつ設定する「シングルカスタム」とレンジ内に複数仕掛ける「マルチカスタム」に大きく分かれていますので、用途に応じて使い分けることがポイントになります。

またトライオートFXと同時に口座開設が可能な「トライオートETF(株式指数でリピート系FXができる)」や「シストレ24(ミラートレーダーが使える)」も非常に有益なシステムトレードですので合わせてご活用頂くことをオススメします。

トラッキングトレード (FXブロードネット)

FXブロードネットの「トラッキングトレード」
FX会社の名称
サービス名
トラッキングトレード
利用料 取引単位 通貨ペア数
片道200円 1,000通貨 24通貨ペア
メイン通貨ペアのスプレッド
※原則固定、例外あり
米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円
0.3銭 0.5銭 1.0銭
豪ドル/円 NZドル/円 南アフリカランド/円
0.6銭 1.3銭 16.4銭
ユーロ/米ドル トルコリラ/円 メキシコペソ/円
0.3pips 取扱なし 取扱なし

のリピート系FX「トラッキングトレード」はリピート系の基本となるサービスでレンジ相場や上昇/下降トレンド中でも力を発揮します。

トラッキングトレードのイメージ
※トラッキングトレードのイメージ

他のリピート系FX注文と比べると通貨ペアが比較的多い点とスプレッドが安い点はメリットになると思います。
※ただし片道200円(1万通貨時)の手数料はかかります。

リピート注文 (みんなのシストレ)

みんなのシストレの「リピート注文」
FX会社の名称
サービス名
リピート注文
利用料 取引単位 通貨ペア数
無料 1,000通貨 23通貨ペア
スプレッド
確認中

みんなのシストレの「リピート注文」は現時点では(買い専用、売り専用 それぞれの売買ロジック)を提供されています。

リピート注文の簡単設定(3ステップで取引開始)
※リピート注文の簡単設定

リピート注文の最大のメリットはリピートによる為替差益と高金利通貨であるのスワップ益の両取りを狙える点です。つまりレンジ相場内をレートが「動いても動かなくても利益が上がる取引手法」になっています。また、手数料も無料でスプレッドも優秀です。

当サイトのでも1位のと同じスワップポイントを貰えますので、リピート注文を有効活用することでかなり有利な取引ができると思います。今後、他の通貨ペアの取扱も増えてくれると言うことないですね!

FXのリピート系FX注文に関するQ&A(よくある質問)

初心者でもわかるQ&A

リピート系FXは初心者でもできますか?

もちろん出来ます。
むしろリピート系FXは初心者向けに設計された節があるぐらいです。

元来、システムトレードはテクニカルを熟知している上級者向けの仕組みが多かったのですが、ミラートレーダーなどの登場以降、徐々に初心者にも優しい自動売買システムが構築されていきました。その後、「シンプルでわかりやすく、設定も簡単なシステムトレードツール」としてリピート系FX注文が注目されていったのです。

リピート系注文は元来FXにある短期間での利益確保と言うトレーダー向きの商品というより、投信積立のような投資家向きのイメージですので初心者でも入りやすいと思います。

リピート系FX注文のメリット・デメリットを教えて下さい

リピート系FXには以下のメリット・デメリットがあると思います。

リピート系FXのメリット

リピート系FXのデメリット

裁量トレードと比べてデメリットもあることは事実ですが、それを覆すぐらいのメリットがリピート系FXにはあると思います。

リピート系FXでオススメのサービスはどこですか?

同じリピート系FX注文でも様々な種類があり、どのサービスが合うかはそれぞれです。
・・と言う前置きをおいたところで詳細はをご覧頂ければと思いますが、個人的には の「サイクル2注文iサイクル2注文」をオススメしたいと思います。

では「トライオートFX」「トライオートETF」「シストレ24」と言う3つのシステムトレードサービスを有しており、システムトレードを始めたい方もガッツリやりたい方もオススメできる会社です。

の「サイクル2注文iサイクル2注文」は分析力に優れており、用途や状況に応じた自動売買をするための情報を提供してくれると思います。ガチンコのリピート系FX注文をされたい方は是非!

  • □ 著者: 瓜生勝

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