このページの概要
- ● 2016年1月から新規口座開設にマイナンバー提示が必要になった
- ● マイナンバーの提出方法は4つある

2016年よりマイナンバーが開始
2016年1月より, マイナンバー制度が始まりました。
マイナンバーは個人・法人にそれぞれ付与される個人番号で「社会保険」「税金」「災害対策」の3つの分野に限定して自治体などで利用されます。
同時に特定の民間企業にマイナンバー提示が義務化されました。
具体的には,以下の企業への提示です。
- ●所属している企業
- ⇒所得額, 保険料などを自治体に報告するため
- ●金融機関
- ⇒所得外の収入を自治体に報告するため
- ※場合によっては, 入出金も報告する (かも…)
FX会社や証券会社は上記の金融機関に当たりますので, マイナンバーの提示が必要となります。
FXとマイナンバー
法律上のマイナンバー提出の期限
これを受け, FX取扱い会社でも口座に関して以下の作業が必要になりました。 ※以下は法律上の期限です。業者によって若干違いがあります。
●2016年1月から~
⇒ FX口座申込時にマイナンバーの提示が必要
●~2018年12月まで
⇒ 既存口座にもマイナンバーの提示が必要
この記事は2016年1月以降に作成しましたので この記事を見てから, 新規で口座開設をする方は必ずマイナンバーが必要になります。
また, 既存の口座をお持ちの方も2018年12月までにマイナンバーを提示する義務がありました。
FX会社はマイナンバーをどう使うのか?
業者は口座を持っている投資家からマイナンバーを提示されます。では、その会社はマイナンバーを何に使うのでしょうか?
先ほどお話しした通り現在、マイナンバーを利用できる分野は「社会保険」「税金」「災害対策」の3つです。FX会社は金融機関ですので, マイナンバーを「税金」の分野で利用します。
具体的にどのように使うかと言うと, そのFX会社のトレード損益をマイナンバー(個人番号)と紐づけして税務署(金融各省庁)に報告します。
税務署ではFX会社各社からマイナンバーに紐づけされたトレード損益を照合することで投資家がどのくらい利益を上げているのか?(納税の必要の有無)を確認できると言うことです。
マイナンバーには2つの種類がある
マイナンバーには以下の2つの種類があります。 皆様もどちらかをお持ちだと思います。
・ 通知カード
・ マイナンバーカード
この記事を見られている皆様は外国籍など一部の方を除いて上記2つのどちらかをお持ちだと思います。もしどちらも持っていないと言う方はご家族 or 住民票を発行してくれる役所にご相談ください。
マイナンバーはどのように提示すればよいの?
これから新規で口座開設をする場合、マイナンバーの提出は口座開設後に本人確認書類の提出と同時に行います。
当サイト FX比較.tokyo でご紹介している業者の場合, 個人情報+マイナンバーの提出方法は「WEBアップロード」「メール」「FAX」「郵送」の4つです。
それぞれ簡単に解説します。
WEBアップロード
・所要時間:1分
これが一番簡単な提出方法です。開設申込時 or 開設申込後に 本人確認書類 および マイナンバー のWebアップロードを行います。
画像はケータイの写メでOKです。

光の反射で文字が読み取れなくことがあるので撮影時は注意してね!
メール
・所要時間:2分
こちらも簡単。開設申込後に専用のメールアドレス宛に本人確認書類+マイナンバーの写真を添付して送信します。
なお, ご自身のメールアドレスはFX口座開設の必須要件ですので, お持ちでない方は開設申込の前にフリーメールなどで取得しておきましょう。
FAX
・所要時間:5分~10分
こちらはFAXがお持ちであることが前提です。
申込後に専用の番号宛てに本人確認書類+マイナンバーのコピーをFAXします。
基本、黒白でOKです。
郵送
・所要時間:数日~1週間程度
上記3つの方法がどうしても使えない方は郵送で送りましょう。
口座開設後に「郵送」を選択するとFX会社から、郵送用の書類が送られて来ますから、そちらに本人確認書類+マイナンバーのコピーを添付して返信してください。
FX会社別の口座開設手順
なお, FX会社によって「FAX」や「郵送」での提出を受け付けていない業者もありますので, 詳細は↓にある各社の口座開設申込手順のページで確認をしてください。