米ドル円の金利推移やスワップポイントで比べたオススメ業者

更新日 2018年10月19日

米ドル円の良い点・悪い点

米ドル円はFXトレードをする上での基本的な通貨ペアですので, しっかり中身を理解しましょう。 ここでは米ドル円の基本情報や長期チャート, 二カ国間(日本・米国)の為替に影響を与える経済指標を比べてみます。

米ドル円とは?

米ドル円とは, アメリカ通貨「米国ドル」と日本通貨「日本円」の交換レートのことでドル円やUSD/JPYなどと呼ばれます。なお、米ドル円は国内のFX取引の中で最も取引量の多いメジャーな通貨ペアです。※世界全体での為替通貨量で言うと1番はユーロ/米ドルになります。

FXでは米ドル円と表現しますが、旅行などで円から米ドルに両替することと同じと考えていただくとイメージがつきやすいと思います。なぜ米ドル円と言った呼び名になるのかと言うと、FXの世界ではユーロ/英ポンドなど日本円以外の通貨がベースとなる場合もあるためです。

余談ですが、通貨ペアの並び順は国際基準で決まっていて価格の安い通貨の方を分母(右側)に置くことになっています。米ドル/円の場合、「1米ドルより1円のほうが安いので米ドル/円の並び順」と言うことです。
※ただアメリカ人から見ると米ドルを分母にしたほうがわかりやすいため、海外のFX会社(など)は逆にしている場合もあります。

アメリカ合衆国(米国)の基本情報

※2017年データ

データ元: JETRO(日本貿易振興機構)

米ドル円の長期(10年)チャート

ドル円長期チャート()

米ドル円:これまでの推移

米ドルはかつて固定レート(固定相場制)を導入しており, 当時の米ドル円は約360円と今と比べると圧倒的なドル高円安でした。 しかし 1973年に変動相場制へと移行したのを皮切りに米ドル円は下落を続け, 2011年8月には初の76円割れを記録しています。

ただ近年はアベノミクスに端を発した景気回復期待や日銀による金融政策などで米ドル円は上昇し, 110円前後で推移していると言う状況です。

米ドル円の特徴

特徴1. リスクオンでは上昇、リスクオフで下落

米ドル円の特徴として基本的には「リスクオン ⇒ ドル高円安、リスクオフ ⇒ 円高ドル安」になりやすい傾向があります。

これは米ドルと言うより日本円の特徴の一つで, 世界的な景気が良い場合は日本から新興国に投資を行うため, 日本円を新興国通貨に換金することにより発生します。 日本人が外国に投資を行うこともありますが, キャリー・トレードと言われる「金利に安い通貨(ここでは日本円)を借り入れて金利が高い国に投資する」方法でも日本円が使われる場合があります。

一方 リスクオフの場合には上記の資金の流れが逆流することを始め, スイスフランと並び「退避通貨」と言われる日本円(もっと言うと日本国債)に世界の資本が流れてくるためです。

特徴2. スプレッドやスリッページは比較的安定

国内FX業者の中では取引量が一番多い通貨ペアであるため、他の為替通貨と比べるとスプレッドの開きやスリッページは少なめです。

ただ米国雇用統計など重要な経済指標発表時にはスプレッドが拡大したり, スリッページが発生したりする場合があるのでご注意ください。

なお FX会社によってスプレッドには違いがあるものの, でご紹介している業者では 通貨別で見ると米ドル円を最安スプレッドにしている模様です。

経済指標から見る「米ドル円の今後の見通し」

長期スパンで見た今後の見通しとして、以下の2指標をベースに説明したいと思います。

どの通貨ペアでもそうですが, 米ドル/円は米国だけでなく日本の経済指標も影響を受けますので, 両国の経済指標を比べます。
※必ずしも想定通りにレートが動くわけではありません。投資は自己責任でお願いします。

通貨に影響する経済指標推移(2011~2017)
指標名 日・米 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

貿易収支

(億米ドル)
米国 -7,406 -7,412 -7,026 -7,415 -7,593 -7,525 -8,075
日本 -323 -872 -1,197 -1,228 -233 376 262
政策金利 米国 0.10% 0.14% 0.11% 0.09% 0.13% 0.4% 1.0%
日本 0.30% 0.30% 0.30% 0.30% 0.30% 0.30% 0.30%
米ドル円の平均値 79.7円 79.8円 97.6円 105.7円 121.1円 108.7円 112.1円

「貿易収支」で見る今後の米ドル円見通し

直近の貿易収支(2017年通期)

見通し

日本の貿易収支と比べてアメリカの貿易収支は赤字がかなり多いため、中長期で見ると米ドルから日本円への通貨の換金が行われます。 結果、貿易収支で見ると【円高・ドル安】傾向となります。

今後の見通しとしてはトランプ政権が推し進めている「貿易摩擦の是正施策など」により, 日米の貿易格差が縮まるのか否かで変わってくると思われます。 とは言え、ドル円の年間為替取引量から見ると貿易赤字の額はそれほど大きな金額ではありませんので、長期のトレンドを決めると言うより中期レベルの実需フロートと見たほうが良いと思います。

「政策金利」で見る今後の米ドル円見通し

直近の政策金利(2018年7月時点)

見通し

”米ドル円”に関しては日米の金利差が為替レートに大きな影響を与えます。 ドル円の場合、原則的に「金利の高い通貨が上がり、金利の低い通貨が下り」ます。

もし国債保有をする場合で考えると当然、日本よりもアメリカの国債を購入したほうが金利分お得ですね。 金利が高くなると言うことは世界の国債マネーが流入することになり、結果, 通貨高が起こると言う事です。

アメリカのFRBは景気動向を考え見つつ、金利を上げていく方針ですが、日本の日銀は「利上げはまだまだ先」と言っています。「政策金利」で考えると米ドル円は上昇の見込みになりそうだと言えます。

ちなみにFXのスワップポイントも同じ仕組みで米ドル円の場合, 日米の金利差でおおよそのスワップが決まります。 「最近、ドル円の買いスワップが上がってきたな…」と感じる方もいらっしゃると思いますが、それは日米の金利差が開いた結果です。

業者別の米ドル円スプレッド・スワップ早見表

米ドル円取引向きの業者を探すため、ドル円のスプレッドと買いスワップポイントを掲載します。 取引の参考にして頂ければ幸いです。※2018年10月11日時点のスプレッド・スワップポイントです。

※社名クリックで業者の詳細ページへ

米ドル円は日本のFXにとっては取引の基本となる通貨ペアです。スキャルピング・デイトレードなどの短期トレードされる方もいれば金利差を狙ったスワップ運用のような長期トレードで利用される方もいると思います。そのため、今回はおすすめ業者のご紹介時に「スキャルピング向け」や「スワップ運用向け」など、それぞれの特徴も合わせて記載しますのでご参考下さい。

おすすめのFX会社1:GMOクリック証券

でトップのGMOクリック証券は米ドル円でも業界最狭水準のスプレッドを提供しています。でも1位になるなど短期トレードでは無類の強さを見せます。また、米ドル円のスワップポイントもそこそこ高く非常にバランスの取れたFX会社です。

またでも1位ですので、取引環境でも全く心配ありませんよ!

おすすめのFX会社2:ワイジェイFX

当サイトでは週1回スワップポイントを更新していますが、調査FX会社の中で米ドル円の買いスワップが最も高い割合が多いのが、です。ドル円のスワップ狙いの方には外せない業者では無いでしょうか。

ちなみに当サイトのでトップ。私ももう5年以上愛用しているアプリです。おすすめですよ♪

おすすめのFX会社3:SBIFXトレード

1万通貨までの米ドル円スプレッドは業界最安水準の0.27銭で買いスワップもかなり高い点はドル円トレード向きの業者であることは間違いありません。ただし「1万通貨を超える取引に対しては取引量に応じてスプレッドが拡がる点」や「スキャルピングを制限している点」においては少し注意する必要があります。
※参考:

おすすめのFX会社4:DMMFX

調査したFX会社のなかで最も売りスワップが安く、またスプレッドもかなり安いため、長短問わず米ドル円の売り注文向きの業者です。は全般的に売りスワップが安いことが特徴のため、米ドル円以外でも売りスワップならオススメできる業者ですよ。

米ドルに関するQ&A

初心者でもわかるQ&A

米ドルのスワップポイントが高いFX会社はどこですか?

米ドル円で高スワップポイントを提供しているのは現時点(2018年9月27日)では(113円/日)、(107円/日)の順になります。

なお、売り注文時には米ドル円のスワップポイントはマイナスになる(≒支払いコストになる)ため、逆に(売りスワップ:-58円/日)などのスワップポイントが安いFX会社が有利になります。
※参考:

米ドルをお得に両替できる業者はありますか?

外貨両替ができるFX会社としてはがオススメです。
1,000ドル単位(1ドル120円なら12万円)ではありますが、出金手数料(1,500円/1件)+スプレッド分(1,000ドルなら3円)のみでお得に米ドルに両替することが可能です。

なお、米ドルでの出金するには、ワイジェイFXの取引口座の他に米ドルを入金できる銀行口座が必要になりますのでご注意下さい。
※参考:

米ドルでスワップ サヤ取りがFX会社の組み合わせは?

スワップポイントサヤ取りとは、スワップが高い業者で米ドル円を買い、スワップが安い業者で米ドル円を売ることで為替変動のリスクを受けることなく、スワップ差益分だけを受け取る低リスクな投資法のことです。
※参考:

2018年9月27日時点の米ドル円のスワップポイントではの買いスワップ113円/日との売りスワップ58円/日で「113円 – 58円 = 55円/日」のスワップ益をほぼノーリスクで貰うことが出来ます。(ただしスワップは日々増減しますのでご注意ください)

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  • □ 著者: 瓜生勝

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